しょっちゅうお店が変わる場所…風水?

 

以前勤めていた事務所の近くに、しょっちゅうお店が変わる小さな区画がありました。人通りの多いオフィス街で、地下鉄の3路線の駅がすぐ近くにある一等地です。不思議なことに、隣のインド料理店や向かいのラーメン屋さんはずっと続いているのに、その区画だけ、勤めていた5年間で3回変わっていました。

僕は飲食店で働いた経験がないので、儲かるお店のカラクリがわかりません。全くの素人考えでお店が頻繁に変わる理由を推理してみます。

1 面積や形状が使いにくい。

通りから見にくい。居抜きで買われてるが使い勝手が良くない。など。

2  大家さんに問題がある。

家賃が高すぎる。注文が多くて店子が嫌になる。など。

3  偶然腕の悪いお店が続いた。

 何となくどれもありそうですが、しっくりまではきません。少なくともその場所にあった魚介つけ麺店は美味しく、たまに行列もできていたので3ではないと思います。

 

では、3つ全てが違ったとすれば「風水的な要因」があるのか、とても興味があります。風水や東洋医学を一括りにして、(西洋)科学的でないという論調がありますが、だからといって無視できるとも思えません。長い歴史のビッグデータの結果が、この場所は風水的に良くない、という表現で現れているとすれば、AIと仕組みは同じともいえそうです。

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京都も東京も、日本の首都は鬼門である北東の方角を意識して比叡山寛永寺のような「守り」を配置したとのことです。結果的に色々ありながらも数百年も都として続いていることを考えれば、やっぱり風水はあなどれない、ということで、しょっちゅうお店が変わる場所も、風水的にお商売にはよくない、という答えの可能性も残しておこうと思います。