(お金の準備)親が倒れた!入院介護にかかる費用って

今まで元気だった親が急に倒れたら…。目のまえの仕事や子育てに必死の40代には、大事とわかっていてもなかなか想像できない、したくない話です。でも、せめてその時に備えて、どれだけのお金を準備したらいいか。

元気だった母が7か月前、80手前で脳出血で倒れました。認知症も発症して今も入院中です。その経験から3つお伝えします。

 

1 だいたい月に15万円かかった

 脳出血の手術を受けた病院で2か月30万円、リハビリで転院した近所の病院が50日間で25万円、認知症を発症して転院した病院が月15万円で継続中と、偶然かどうか、いずれも月15万円の支払いです。このあとの、介護保険によるもどりなどは含みません。

 

2 もしもの時に払えるお金を200万円用意しておくとよい

 母が入院手術をしたときに、父は当面のお金として100万円用意し、半年でだいたい支払いに使いました。入院から半年のタイミングでは保険の整理などもできて今後の見通しもたちます。特に最初の3か月は本人の症状が気になりお金に神経がまわりませんでした。だから、状況が1年落ち着かない場合も考えて「もしもの200万円」を用意しておくのは大事だなと感じました。

 

3任意の保険はシンプルなもの、入院したら1日いくら、みたいなのがよさそう

健康保険と介護保険の違いもしっかり理解できてないので感覚でしかいえませんが、自分たちで入る保険はシンプルな方がいいと思います。ガン保険とか三大疾病とかありますが、結局ひとは何で具合が悪くなるかわからないので。年金生活で入院を想定すると、入院で1日いくら給付がシンプルでいいように思います。

 

 いうまでもないことですが、お金のこと以上に、兄弟親せきとのつながり、親との日々の会話はすごく大事なことを実感します。今回はお金の話にしぼりましたが、少しでも不安解消の参考になればうれしいです。